ポリエステル樹脂化粧板とは
ポリ合板などと呼ばれ、合板の表面に化粧紙を貼り合わせ、そこにポリエステル樹脂を塗布しフィルムをかけた後に樹脂を伸ばして硬化させた板です。
割れ補修
ポリ合板はよく下足箱やクロセットなど収納によく使われる部材です。
ダボによる割れを補修していきます。
パテ埋め面だし
今回は割れて欠けている部分が大きいのでいつものハードワックスではなく2液性のポリエステルパテのレックスリートというパテを使いました。
パテの主剤に硬化剤を適量混ぜて練って混ぜ合わせたら割れた部分にヘラなどで充填します。
5分程度で硬化してきます。削れるように完全に硬化するまで20分程度待ちます。
完全に硬化すればサンダーや手でサンドペーパーを使い平らになるまで削ります。1度のパテで完全に面を出すのは難しいので、この作業はしっかり面が出るまで繰り返します。
レックスリート
レックスリート
ドイツの補修剤ブランド「ケーニッヒ」製の2液性ポリエステルパテです。
強度を必要とする補修向き
硬化後に着色可能です。
硬化開始時間 約4分~8分
切削可能時間 約20分~30分
完全硬化時間 約24時間
塗装
しっかり面だしができれば周りを養生しカラースプレーで塗装して仕上げます。この作業ではアイカ5414のスプレーを使用しました。どうしても艶が上がってしまうので最後にアースリィのチョーケシと言うフラットベース系のスプレーで艶をおとしました。
お疲れ様でした!
アイカ工業カラースプレー
アイカカラースプレー5414
このスプレーはもともとアイカ工業製品の補修用の色で5414という数字はアイカ工業製品の品番を表します。
環境基準F対応のエアゾールスプレーです。
今回色味が似ているのでこのすぷれーをしようしました。